はじめに

"縄文アート"とは、縄文時代の土器や石器などの芸術性に着目し、縄文土器、鏃の技術の高さ、芸術性の豊かさを、写真などを通じて、最大限に引出し、現代の人にもっと広く知っていただこうという表現活動です。

 

 

鏃は非常に薄く、美しい光を放ちます。

石匙

 

石匙 A stone knief

ぎざぎざに刻まれた刃は、肉などを切るのに非常に適しています。

また、この石器には端に"くびれ"部分があります。ここに紐を結わえるために作られたくびれです。おそらく、常に携帯していて、失くさないように紐をつけたものと思われます。頻繁に使うことを考えると、食事のときに使用したのでしょうか。
 頁岩を剥離して作成したものです。頁岩は非常に硬い石です。このような形を作るためには、石をしっかり押さえる固定する握力または台座。一定した角度で正確に打ち下ろす技、割れる大きさを想定した力加減など、熟練した技が必要です。

土器

縄文土器 Jomon Pottery

 唐草文様の付いている土器です。湾曲の角度から、直径60cmぐらいの土器です。また、内側には防水用のなめしの跡がないことから、水分のあるものではなく、果物や食物を入れるための土器のようです。

 唐草文様は、縄文の部分よりも盛り上がって形成されています。長くよった粘土で唐草文様を作成したように見えます。しかし、縄文のパターンが不連続であるため、縄文を施してから、唐草の部分を作ったようにも見えません。土がまだ軟らかい時点で、縄文と唐草文様を同時に作ったように見えます。

 また、縄文の模様も一様なパターンは確認できず、あたかもひとつひとつ手で押したかのように、不規則です。